私が大学生だった20歳前後の頃、
下宿している友人宅で酒を飲みながら、
どうしようもないバカ話でだらしなく笑っている最中、
ヤングマイギーおじさんは唐突に思った。
「これは噂に聞く青春ってやつじゃないか!噛み締めねば!」と。
それからというもの、
「この青春の日々を忘れないように胸に刻むゾッ!」と言い聞かせて日々を過ごしたこともあり、
私はキラキラした若き青春の日々を自覚しながら過ごしたという自負があった。
しかし私は最近ふと気付いた!
思い返して甘酸っぱくなってしまうのは、
キラめく青春を自覚しながら過ごしていたあの日々ではないことに。
さえない社会人生活を送りながら、
同じくさえない日々を過ごす友人と泥酔&そのまま翌朝友人宅から出勤、
酒臭い息を撒き散らして上司に怒られた情けないあの日々!
恋人ができる予感などまったくせず、
美容師の友人がナンパしてきた女子とカラオケに行くも、
友人と女子が激しくキッスし始めてしまったので、
ひとり寂しくスピッツを歌い続けたダサダサなあの日々!
社畜として激務をこなすため、
深夜のハイテンションで同僚とはしゃいだり悪口言ったりしながら明け方まで働き、
帰ったアパートでゆっくり白んでゆく空を眺めて発泡酒を飲みながら、
「これから俺はどうなるんだろう」なんて考えていた、
不安で仕方がなかったあの日々!
嗚呼、どうしようもなく甘酸っぱくてほろ苦くて愛おしい。
当時はただ苦しいだけでまったく気付いてなかったが、
なんてこった、あの日々こそ青春であったか!
ダークホース!!
おや、ってぇことは何かい、
悶々と悩んだり落ち込んだり、たまに調子に乗って浮き上がってはまた沈んだり、
そんなこの日々も、もしかして青春だっつぅことかい?
何年後かに思い出して甘酸っぱくなったりするってぇのかい?
仕事がうまくいかないって?
恋人ができないって?
将来が見えないって?
オーケー大丈夫、ノープロブレム。
なぜなら、
だってきっと、それが青春なんやもんっ!
ちなみに。
来週7/15(土)はライブ。
青春の1ページを俺と一緒に過ごそうじゃないか!
ロックンロールは鳴り止まないっ!
それじゃまた。