2013.11.16

俺は今夜語る、あの子の感触のことを。

今夜はワインで酔っている。

マイクロギターには『あの子の感触』という曲がある。

初めて弾き語りでライブをした時、
1曲目に演奏したのがこの曲だった。
ライブ後に友人の女子が、
「1曲目で思わず泣いてしまいました。」と言ってくれた。
どうしようもない不安の中やった弾き語りのライブだったのだけど、
「俺は1人でもやれるかもしれない。」と思った。

良い曲とはなんだろう。
自分の曲が良いのかどうかは正直よくわからないが、
本当のことを歌っている曲は、良い曲だと思う。

この曲は当時恋人がいる時に、
「恋人にはけして聴かせられない歌」として出来た曲だ。
作らずにはいられなかった曲なんだと思う。
だから本当のことを歌っているんだと思う、というか歌っている。

その後も『あの子の感触』が好きだと言ってくれる人がいる。
別に大した曲ではない。
ありきたりなコード進行と、ありふれた言葉でできている。
それでも人の心に響く何かがあるんだろうなと、
自分の曲のことはよくわからないなりに思う。

これからも曲は作るんだろうと思うが、
もうあんな曲はできないだろう。
大事で大事でどうしようもない人がいたのだ。
そして、そのことを歌わずにはいられなかったのだ。
シンプルながらそういったことが、
おそらく人の心を動かすのだと思う。

真面目に書いてしまった。
たまにはそんな夜があっても良いじゃないか。

その後、“あの子”とはどうなったのかって?
OK、それは今度あの酒場で話そうじゃないか。

その店の名は、MG BAR…

ではさよなら。グッナイ。

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